いつ行われるの?

最高裁判所裁判官の国民審査は、衆議院選ごとに行われます。スケジュールも衆議院選に沿って設定され、衆議院選の公示とともに国民審査の告示も行われ、衆議院選の選挙日が国民審査の実施日となっています。

 

しかし、最高裁判所裁判官の国民審査では、毎回全ての裁判官が審査にかけられるわけではありません。日本国憲法第79条と最高裁判所裁判官国民審査法第2条の規定により、最高裁判所の裁判官は、まず任命後はじめて行われる衆議院選で国民審査を受けます。ここで信任された裁判官は、以降は最後に受けた審査から10年を経過した後に行われる衆議院選で再び国民審査を受けることになります。

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国民審査はこのような仕組みになっているため、過去の最高裁判所の裁判官には、任命されて1ヶ月も経っていない時期に国民審査を受けた裁判官や、逆に一度も国民審査を受けずに退官した裁判官もいます。また、制度上では一度も国民審査を受けずに定年で退官する可能性もあり得るため、裁判官が国民審査を受けるタイミングをいつにすべきかは、度々政治家や有識者などの間で議論になっています。
なお、日本国憲法と最高裁判所裁判官国民審査法には参議院選時の国民審査についての取り扱いについて特に記載はありませんが、現在に至るまで参議院選時には国民審査が行われたことは一度もありません。

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